謹賀新年。
年始の恒例記事だけれど、今回は昨年(2016年)の閲覧数の多かった記事を、月別に紹介してみたい。各月の最も多く読まれた記事を一本ずつ挙げるのだけれど、掲載期間の短い12月分などはデータとして微妙なので、そのへんご了承いただきたい。
ではさっそく。
■2016年の月別閲覧数最多記事
・1月
「40日断食」にみられる偽善
「40日断食しました!」「40日断食はいいですよ~」みたいな断食アピールをする人たちの偽善について。圧倒的に閲覧数が多かった。
・2月
【体験談】牧師の信徒差別・守秘義務違反・被害妄想
いただいた体験談を紹介した記事。トンデモ牧師の妄言に傷つけられた人たちの体験談。
・3月
クリスチャン的「癒し」についてのアレコレ
「癒し」をチラつかせて人を騙すような発言を取り上げた記事。「癒されます」と無責任に言い放っておいて、蓋を開ければイロイロ条件付きの「癒しゴッコ」みたいなもので結局癒されない、というのは本当にひどい話だと思う。
・4月
クリスチャンの「祈り」と「行動」について(熊本地震に際して)
4月に起きた熊本地震に際して、「祈りましょう」と言うなら何か「行動」してもいいんじゃないの? という疑問を提示した記事。掲載後、けっこう批判的な意見をいただいたけれど、なんかどれも言い訳がましかった。「祈るなら何かすべき」という持論に従って私が「行動」したことは付け加えておく。
・5月
「クリスチャン高校生」の「生き生きした様子」とは何か考えてみた
この記事は2016年中最も多く読んでいただいた。大変感謝。あるクリスチャン学生会の目標「クリスチャン高校生が生き生きするように」に疑問を呈した記事。若者の「生き生き」を一つのタイプに絞らないでほしい、という趣旨。
・6月
The・ニセ預言
私が実際に見聞きした「ニセ預言」をいくつかまとめた記事。完全にハズレているのに、今もノウノウと牧師や宣教師を続けている「神の器」ってどうなの。
・7月
「リバイバル」な「センター」をお求めになる「神の言葉」を想像してみた
「リバイバルセンターを建てあげる!」って熱く語るプロテスタント教会が沢山あり、どこも「日本のリバイバルの中心になる」と言っていて、しかもどこも同じような施設を造ろうとしている。それが「神の言葉」だとしたら整合性がないなあと思いながら書いた記事。ちなみにリンク先の動画が削除されていたので、再度こちらに掲載する(みる必要ないけど)。
https://m.youtube.com/watch?v=i8mWTqZCnR0
・8月
ウェーイでノリノリな教会の雰囲気について
あまり日本人の習慣に合わない「ウェーイでノリノリな雰囲気」をあえて強調する教会があるけれど、(もちろんそれを楽しんでいる人もいるだろうが)けっこう無理して付き合っている人たちも多いだろう、という記事。
・9月
カルトっぽい教会の特徴と、ハマりやすい人の特徴
タイトル通り。2016年中、2番目に多く読んでいただいた記事。カルトにハマりやすい人には本当に注意していただきたいと思う。
・10月
これ言ったら「自己啓発教」かもよワード(ツッコミ付き)
キリスト教に似ている「自己啓発教」なるものがあると思う。彼ら自身、「自分はキリスト教を信仰している」と思っているけれど、実はキリスト教のワードを利用した自己啓発にハマっているだけだったりする。と言ったらちょっと大袈裟かな。
・11月
クリスチャンの(超独断と偏見による)SNSの作法
SNSでわざわざ「痛々しさ」を露呈しているクリスチャンの皆さんに警告したくて書いた記事。まあ変わるとも思っていないけれど。
・12月
キリスト教の、というか宗教の「伝道」について・その2
シリーズ記事の1つ。 効果的な「伝道」って何だろう、ということをあまり効果的でない現在のいろいろな伝道風景を見ながら書いたもの。
こうして振り返ってみると、2016年もイロイロあったなあと思う。後半、個人的な事情で執筆速度が下がってしまったけれど、本年はまた事情が変わってくると思うので、より精進して書いていきたい。前回も書いたけれど、読んで下さっている皆さんには本当に感謝しかない。そして教会やクリスチャンを蝕む「教会のカルト化」が暴かれ、周知され、より健全な方向へと皆が進んでいけるよう、及ばずながら願うばかりである。
私も当事者ですが、キリスト教会のカルト性が暴かれることを願ってます。
返信削除これからも応援してます。