クリスチャンの敵はどこにいる?

2019年9月6日金曜日

教会生活あれこれ

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長年教会生活を送る中、我々キリスト者の戦うべき相手はこの世を惑わす悪霊であり、間接的にはその悪霊の影響を受けた異教徒や無神論者たちだ、と教えられてきた。自分でもそうだと信じてきた。

けれど、こうして一歩引いてみて気づくのは、最大の敵は同じキリスト者の中にいるのではないか、ということ。同じクリスチャンどうし、牧師どうしの言い争い、明らかな敵対、差別……。

同族嫌悪という言葉が適切かどうかわからないけれど、他宗教の人たちとは到底起こり得ないような争いがキリスト教界隈ではしょっちゅう起こる。ツイッターを眺めても「またか」とうんざりするくらい。

教会で嫌な目にあった自分を助けてくれたのは、他宗教の人たちや無神論の人たちだった。同じ価値観を持っているはずのクリスチャン、牧師たちにはむしろ冷淡に扱われることが多かった。自分の牧師がこんな酷いことをした、と訴えると「牧師を裁いてはならない」「あなただって同じ人間でしょう。誰かを裁く権利はありません」などなど。

じゃああなたはどんな被害にあっても黙って許して、なかったことにするんですか? と聞きたい。できないと思うんだけど。

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