大切なものを捨てさせられる教会の話

「あなたが握っているものを手放さないと、神様が用意しておられる更なる祝福を受け取ることができない」

って教会で言われて、大切にしていた何かを捨てさせられた経験のある人が少なくないんじゃないかと思う。しかもその大切なものに偶像崇拝というレッテルを貼られて。

でも聖書のどこにもそんなこと書いてなくて、キリスト教信仰に紛れこんだ民間信仰みたいなものだと思う。

ある人の話。20年くらい前、80後半の教会の長老みたいなおじいさんが「ワシはハーモニカが大好きだったけど、神様に従いたいから川に捨てた」というエピソードを語っていたと。

自分も同じような話を聞いたことがある。大切にしていた漫画を海に捨てたら、雲がイエスの笑顔みたいな形になって主に喜ばれている！ って確信しちゃった人の話。もう30年くらい前のことじゃないかな。

でもさ、大切なものがあったら神に従えないの？　大切なものがあるから今日も神に感謝して生きようってなれるんじゃないの？

そのへんの考え方は人それぞれだろうけど、これだけは言えると思う。
神のためだろうが何だろうが、それ不法投棄だから！　イエスが見たら「ちゃんと資源ゴミにするように」とか言うんじゃない？