「女は皆うっすら男を嫌ってる」

2020年5月18日月曜日

教会生活あれこれ

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 先日Twitterで「女は皆うっすら男を嫌ってる」というのを見たけど、これはクリスチャンになっても同じなので、日本のキリスト教界の男性陣は肝に命じておいた方がいいと思った。そう見えなくても、女性はうっすら男性を嫌っている。

「女性がみんなそうなのではない」という反論が飛んできそうだけど、自分の体感として「男性をうっすら嫌っている女性」は少なくない気がする。

 年齢が進めば変わるかもしれないけれど、教会学校の女子信徒あたりは、男性教職や男性信徒に対する漠然とした恐怖感や不信感を持ってることが多い。失礼になるから隠してるだけで。もちろん全員ではないと思うけれど。
 いずれにせよ男性側は、そういう前提で女性に接した方が結果的に安全だと思う。

 そして女性が男性の何が嫌いかというと、やはり「加害性」だと思う。これは加害する意思があるかないかの話でなくて、「(男は)加害しようと思えばできる」「(女は)物理的に抵抗しきれない」という事実に基づく話。

 ここで「男性がみんなそうなのではない」とか、「自分は違う」とか、そういうことを言っても意味がない。

 新約聖書に「女性には自分の姉妹のように接しなさい(要約)」とあるけれど、この「姉妹のように」をできるだけ親しい、知らないことのない密接な関係ととらえて、グイグイ女性信徒に関わろうとする男性もいる。それがリーダー格だと周りも止められなくて、女性の方も無碍にできず困る、という惨状も時々みる。

 それに加えて「女性は黙っていなさい」とか「夫に従いなさい」とかの聖書の文脈が使われて、教会では女性は不利な、弱い立場に置かれることが多い。同じ文脈の「女性は被りものをしなさい」は誰も突っ込まないにもかかわらず。

 相対的に女性が不利な立場に置かれていることは(置かれやすいことは)、みんな理解しておくべき。

 という話をすると、「いや男性にも虐げられている人はいる」「男性にも苦しんでいる人はいる」という反論がきて、それは全くその通りだけれど、今は女性の話をしているだけです、と思う。

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