永遠の命ならぬ、ほとんど永遠に被害を受け続けるスパイラルの話

2019年11月21日木曜日

教会生活あれこれ

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病気や様々な悩みを抱えて困っている人たちに「祈りが足りないからだ」とか「聖霊が足りないからだ」とか「罪が残っているからだ」とか真顔で言っちゃう教会があるけれど、問題が解決するまでずっとそんな感じで続くから、言われた方はたまらないですよ。果てしない祈りや断食や献金に追われ続ける。

はっきりカルトだと言えない教会でも、そういうのが常態化してることがある。でもそういう教会の人たちはネットの使用も禁止か制限されているから、こういう話(信仰に見せかけた虐待みたいな話)がなかなか伝わらない。本当に困った問題だと思う。

そういう教会で一通り苦労して、何年何十年か後になんとか脱会して(あるいは追放されて)ネットに触れて、やっとこういう情報に辿り着く。それで自分もこういう体験をしたんですよと発信すると、ネットの知らない人たちから「教会を批判するな」とか「牧師だって人間だ」とか、容赦ない二次被害をくわえられる。その悔しさがわかりますか。

しかもそういう二次加害をするのが教職者だったりベテラン勢だったりするので、ダメージ二倍です。

そんなふうに、一度被害にあうと二次被害、三次被害とどんどん被害が積み重なる地獄みたいなスパイラルに落ち込むことがある。だから教会被害者はどこで誰に相談するか、どういう発信をするか、よくよく注意しないといけない。もちろん悪いのは被害者でなく加害者なんだけど。 被害者の方があれこれ考えて気を遣わなきゃいけない、という理不尽が現実問題としてありますよ。

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