キリスト教的小噺:ミッション系高校生とその父

2019年11月20日水曜日

キリスト的小噺

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①消える聖書

高校生「聖書通読が終わったら聖書が消えました。何故でしょう」

その父「学校で神学知識を仕入れてきたな。しかし俺は信仰歴◯十年。わからいでか」

高校生「ヒントいる?」

その父「通読したことで消化したという比喩か。いやそんな単純なはずがない。何か神学的アプローチが必要に違いない。ううむ高校とて侮れん...…」

高校生「答えは神の言葉はパンだから!(食べちゃった)」

その父「」

②薄い聖書 

高校生「聖書は分厚くて読むのが大変? 実はペラペラなんだよ。何故だかわかる?」

その父「厚いけど薄い…...、千年は一日のようだの線で考えるべきか...…」

高校生「ヒントいる?」

その父「通読したことで相対的に薄く感じるという認識論か...」

高校生「答えは聖書アプリだから!」

その父「」

③漁師になる聖書講話

高校生「うちの宗教講話の時間はみんなして漁師になるの。何故だかわかる?」

その父「ほほう、『人間をとる漁師』の比喩だね」

高校生「ううん、文字通りの漁師に」

その父「ま、まさか講話中に伝道の実践でも?」

高校生「ううん、みんなしてコックリコックリ舟を漕いでるから!」

その父「」

④ラテン語だって学んでます?

高校生「聖書に出てくる頭が3つの生き物な〜んだ?」

その父「もうその手には乗らん。どうせ簡単な答えなんだろ」

高校生「ヒントいる?」

その父「フフッ、どうせケルビムあたりだろ」

高校生「AD325年、第一二ケア公会議にて提唱された三位一体なる神。PATER, FILIUS, SPIRITUS SANCTUS est DEUS」

その父「」

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