■都内で震度5強の強い地震
昨日の20:24頃、小笠原諸島を震源とする地震が発生した。都内では震度5強という強い揺れだった。交通機関は一時ストップし、負傷者や帰宅困難者もあり、深夜まで混乱が続いた。影響は全国規模だったようである。
このところ小さくない地震が続いており、先の箱根山噴火兆候の件もあって、一部の聖霊派クリスチャンらを浮足立たせている。
「終末の兆候が出ている。これは本当に近い」
という訳で祈れ、歌え、踊れ、献金しろ、献品しろ、という終末詐欺的行為が一部で行われているようである。
終末詐欺とは、
「終末が来る」
「持っていても仕方がない」
「それより捧げて徳を積みなさい」
ということで信徒にいろいろ捧げさせる類のものだけれど、結局「終末は来なかった」というオチになる。けれどそれだと詐欺だとバレるので、彼らはこう言う。「来るはずだったけれど、主の憐れみによってギリギリで回避された」
だから終末詐欺は繰り返される。毎回危機を煽られて、いつもギリギリのところでセーフだった、ってことになる。ハリウッドで大量生産されるSFパニック映画と同じ。皆さん気を付けましょうねー。
■癒しの祈りの件
信徒の家族が末期ガンで、牧師がお供を連れて祈りに行った。癒しのためである。
その方はもうターミナルで、体は沢山の管につながれ、意識もあるかないかの状態。辛うじて返事をする程度。しかし「牧師が祈りに来た」のは理解しているようで、頭を下げるようなしぐさが時折見られた。
それで牧師と連れが「異言」で祈ること数時間。何の変化もなく経過した。「また来ます」と言って牧師らは帰った。
けれど牧師の再訪はなかった。数日後にその方が亡くなったからだ。
けれど牧師の再訪はなかった。数日後にその方が亡くなったからだ。
牧師は言う。「力を尽くして祈ったのですが残念です。しかしあの祈りが少しでも励ましになれば幸いです」
「祈ってあげた感」満載な言いっぷりであった。
その言い分そのものにケチをつける気はないけれど、一つ大事な視点を忘れている。つまり牧師からしたら「祈ってあげた」のだろうけれど、故人からしたら「祈らせてあげた」のである。最期までガンと闘いながら、数時間に及ぶ牧師の祈りに「付き合ってくれた」のである。
そういう視点がないと、「祈ってあげた」という上目線から離れられない。
それ、いったい誰のための祈りなんだって話。
■復興支援詐欺
昨日の地震と、このところ続いている地震の影響で、また311がクローズアップされている。最近「あの時何が起こったか」が個人レベルで語られる番組をよく目にする。
それで思い出すのが「復興支援詐欺」だ。当時、復興支援のため、被災地のため、被災者のため、という名目の義援金があちこちの教会に集まった。それで実際に支援活動をした教会も沢山あったけれど、ものすごく怪しい、何をしたのかまったく把握できない団体もあった。また活動した教会であっても、義援金会計を公開しないところが複数あった。結局教会の備品のために一部が使われた、という話も複数あった。
もう何年も経っている話だし、そういうのを監査する機関もない訳だから今更どうしようもない。けれど特にお金に関してクリーンでなければならない教会が、そういうグレーなことをしてはいけない。たとえブラックでなくとも、ホワイトだと証明できなければグレーなのだ。そしてそのグレーは限りなくブラックに近い、と思われても仕方がない。
だから教会会計は厳密に管理され、公開され、公正さと透明性を保たねばならない。
そういう意味で、会計係が牧師の家族とか親族とかのところは例外なく怪しい。よくよく注意して見ることをお勧めする。
■都内でカルト化対策セミナー
6月5日(金)、珍しく村上密先生の「カルト化対策セミナー」が都内で開かれる。
題して「教会のカルト化 ―神のことばに混ぜ物をして売る危険―」
都合が合うので、私は参加させていただこうと思っている。
近くの方で教会のカルト化に興味がある方で都合の合う方がいらしたら、ぜひどうぞ。入場無料みたいです。
→セミナー詳細はこちら。
「祈ってあげた感」満載な言いっぷりであった。
その言い分そのものにケチをつける気はないけれど、一つ大事な視点を忘れている。つまり牧師からしたら「祈ってあげた」のだろうけれど、故人からしたら「祈らせてあげた」のである。最期までガンと闘いながら、数時間に及ぶ牧師の祈りに「付き合ってくれた」のである。
そういう視点がないと、「祈ってあげた」という上目線から離れられない。
それ、いったい誰のための祈りなんだって話。
■復興支援詐欺
昨日の地震と、このところ続いている地震の影響で、また311がクローズアップされている。最近「あの時何が起こったか」が個人レベルで語られる番組をよく目にする。
それで思い出すのが「復興支援詐欺」だ。当時、復興支援のため、被災地のため、被災者のため、という名目の義援金があちこちの教会に集まった。それで実際に支援活動をした教会も沢山あったけれど、ものすごく怪しい、何をしたのかまったく把握できない団体もあった。また活動した教会であっても、義援金会計を公開しないところが複数あった。結局教会の備品のために一部が使われた、という話も複数あった。
もう何年も経っている話だし、そういうのを監査する機関もない訳だから今更どうしようもない。けれど特にお金に関してクリーンでなければならない教会が、そういうグレーなことをしてはいけない。たとえブラックでなくとも、ホワイトだと証明できなければグレーなのだ。そしてそのグレーは限りなくブラックに近い、と思われても仕方がない。
だから教会会計は厳密に管理され、公開され、公正さと透明性を保たねばならない。
そういう意味で、会計係が牧師の家族とか親族とかのところは例外なく怪しい。よくよく注意して見ることをお勧めする。
■都内でカルト化対策セミナー
6月5日(金)、珍しく村上密先生の「カルト化対策セミナー」が都内で開かれる。
題して「教会のカルト化 ―神のことばに混ぜ物をして売る危険―」
都合が合うので、私は参加させていただこうと思っている。
近くの方で教会のカルト化に興味がある方で都合の合う方がいらしたら、ぜひどうぞ。入場無料みたいです。
→セミナー詳細はこちら。
「終末の兆候が出ている。これは本当に近い云々」・・・もしこれらのことを主張するなら、艱難時代後再臨説を前提にしないと聖書と矛盾することになります。しかし、このようなことを言っている人たちの掲挙についての言い方では艱難時代前再臨説のように思えます。神が人間にそのときは誰にも分からないと教えているのだから、予想や推測はナンセンスで無意味です。
返信削除聖書全体から首尾一貫して解釈する姿勢が大切ですが、こういう人たちは危機感を煽ることが目的で本当は聖書などどうでもいいのかもしれませんね(笑)。まともに相手にするべきではない話しですが、実際にそれを信じて被害を受ける人たちがいる事を考えると深刻な問題です。
『ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。気をつけなさい。目をさまし、注意していなさい。その定めの時がいつだか、あなたがたは知らないからです。』マルコの福音書13:32-33
そうですね!
返信削除聖書聖書と言いながら、実は聖書に一番遠い独特の教理を信奉しており、それに気がつかない?のでしょう!
いやそれよりも、聖書自体が疑わしい書物ですが!
6月5日に村上密牧師が御茶ノ水で今回の油まき事件に関していろいろな情報を提供してくれそうですね。提供された情報をブログで発表してくださるのを楽しみにしています。
返信削除犯人が日本各地に油をまいた話を説法の中でしているのを聞いて、ぜひ自分たちもやってみようとたくらんだところがあったやに聞いております。もちろんその中には本当に実行してしまったところもあるそうですよ。。。。
テレビでも「ここがやったのではないか」と疑われている、某新興宗教系プロテスタントの教会に電話をして確かめようとしていましたが、電話には誰も出なかったので話は聞けなかったようですね。
一説には関東地方に本部のある新興宗教系プロテスタントの宗教団体が、油かけ事件の模倣をやったという情報も出ていますよ。ここを読んでいる人の中にも「あ、それはひょっとするとあそこの教会のことではないのかしら?」と思い当たるふしがあるのではないでしょうか?
私も実は一つ気になっている新興宗教系プロテスタントの教会がありまして、そこも非常に狂信的で、もちろんこの人の講演会を開催したこともある教会なのです・・・・・
礼儀にかけたクリスチャン・・・
返信削除教会規律と立法はよく守るのに、こう言うことには事欠けているのね。