2015年3月5日木曜日

【体験談】とある教会のトンデモ賛美ルール

 前回に引き続き、いただいた体験談から。

 とある教会が、学生キャンプを開催した。教会の学生たちが参加した。ちなみに彼らには前回の「恋愛ルール」が適用されている。あ、そこの2人、並んで歩いちゃダメですよ。手をつなぎたくなっちゃいますからね。

 それはともかく学生キャンプを開催し、ゲストとして某クリスチャンミュージックプロダクションの牧師を呼んだ。彼を仮にM牧師と呼ぶ。

 キャンプ中、M牧師は賛美について一貫したメッセージを語った。それでその教会の賛美が変わった。その変化が良かったのかどうかはわからないけれど、とにかく変わった。

 以降、M牧師による賛美(というか音楽全般)に関するルールについて、解説形式で紹介させていただく(質疑応答つき)。

①はじめに

・この教会の賛美礼拝、ダメですね。
・何がダメかと言うと、まず賛美の質が悪い。それに演奏も悪い。賛美の霊性も悪い。もうダメダメですよ。

質問「す、すみません。ではどうしたら・・・?」
回答「そうですね、賛美の質と演奏と霊性を高めるのは簡単ではありませんが・・・」
質問「はい・・・」
回答「でもまあ、ウチのプロダクションの賛美を用いれば解決ですよ。ウチのチームの賛美はとにかく素晴らしいですからね。知っているでしょ?」

※ピアノを後ろ向きで弾くとかいうパフォーマンスなら見たことありますけど、あんまり素晴らしいとは思いませんでしたが。それに賛美って優劣の問題なんですか?

②某クリスチャンミュージックプロダクションの紹介

・これはウチの教会の賛美奉仕者たちで結成されたプロダクションです。
・「賛美の回復」を標榜しています。
・日本中のキリスト教会に知れ渡っています(エッヘン)。
・ウチの賛美を使えば賛美礼拝はバッチリです(更にエッヘン)。

質問「はい、じゃあ導入させていただきます」
回答「それは素晴らしいご決断を。ではウチのCDをキャンプの参加者全員に無償提供しましょう」
質問「本当ですか? ありがとうございます!」
回答「いえいえ、これでウチの賛美が広まれば・・・じゃなくて賛美が回復すれば本望です」

※本当は無償提供でなく、CD代が初めからキャンプ費用に含まれていたとのこと。それって強制的に買わせられたってことですよね?

③その後の教会の変化

・M牧師のプロダクションの賛美以外の曲は使用禁止。
・ロック、パンクといった悪魔的(?)音楽を聴いてはいけない(個人的にでも)。
・ポップスでもドラム音の大きいものは聴いてはいけない(個人的にでも)。
・でもクラシックは良い。

質問「あの、じゃあ初めドラムが入ってなくて、途中からドラムが入るっていう曲もダメですか?」
回答「だから、ドラム音が大きいものは禁止です」
質問「じゃあそういう曲の初めの部分だけなら聴いてもいいってことですよね?」
回答「わかってませんね。曲を支配する霊は一つですから、部分的にいいってことはありません」
質問「じゃあドラムの有無は関係ないじゃないですか」
回答「そういうのをヘリクツと言うんです。君、悔い改めなさい」
質問「・・・じゃ、じゃあ、ドラム音が小さいものならいいんですよね?」
回答「それはケースバイケースです」
質問「あの、クラシックでもドラム音が大きいのありますけど?」
回答「クラシックは良いのです」

※基準が全然わかりません。

④更にその後

・サタンや悪魔の「焼き払い」が必要です。自宅にあるワーシップ以外のCDを全部持ってきなさい。
・そして教会で自分たちで焼却処分しなさい。
・これはあなたがたを守るためです。

質問「あの、焼き払いって何ですか?」
回答「イエスの御名を唱えながらCDを焼くのです。そうしないと悪い霊が断ち切られないのです」
質問「焼き払いしないとどうなるんですか?」
回答「悪霊に呪われてしまいます。可能な限り早く、教会で焼却処分しなければなりません」

※そんな聖書教理はありません。
※いわゆる焚書と同じです。古くは中国が、最近ではナチスドイツがやったのと同じですが。

3 件のコメント:

  1. 最近ではナチスドイツどころか、今現在isisがやっていますよ。
    宗教書以外は燃やしたり、細いズボンを履いているとか、流行歌を聞いたとか、宗教以外のマガジン紙を読んだとか、女性が顔や肌を見せた服着ていたとかで死刑です。
    それも裁判にかけられることもなく、宗教警察により速逮捕です。昔話でなく、21世紀の今起こっているこれらの事、原理主義のクリスチャンも他人事と言えるのでしょうか?

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  2. 読んだことあります、そのM牧師の本。

    どんな本を読んでも、たいていなにかしら感じるものがあるのですが、

    その本は、マジで、読者を洗脳するぞという意志が感じられました。

    私は読んでる途中で、何度も気分がわるくなったほど。

    中傷と言われても仕方はないでしょうが、

    少なくとも私は、とてもひとに勧められません、

    その本を。

    参考資料としてというのも、怖いよ、そう言い切れる。

    出版社は毛色が違うところなので、つい手にとってしまうでしょうが、

    書店で立ち読んでみて、おかしな気持ちになったら、

    即、棚に戻すことです。

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  3. 私は、ドラムというか奏楽バンドの音がすごく大きくてうるさいのが嫌です。耳がおかしくなりそう・・。自分の声も周りの人の声も聞こえないです。せいぜい、司会者のマイクしか聞こえなくて、司会者だけの歌のコンサートに来ている気分になります。

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