放射線量の高い地域の住人は現在も避難生活を続けており、汚染冷却水の問題は未だ解決されたとは言えない。既に3年が経過しているけれど。
この原発事故を指して「神の罰だ」という輩がいるけれど、それに対する違和感は前回書いた通りだ。その考え方は、新約聖書がいう「新しい契約」を反故にしてしまう。
それに、「これは神の罰だ。だから日本は悔い改めなさい」という意見はもっともらく聞こえるけれど、そもそも順番がおかしい。神の罰が下る前に悔い改めなさい、というのが聖書のメッセージであって、罰があってからでは悔い改めても遅い。死んでしまっては、悔い改めることもできないからだ。罰とは、許されないから加えられるものだ。罰が加えられてからでは、許されるも何もない。
くわえて、こういう悲劇を全て「神の罰」に結びつけるなら、自然災害も大事故も、人為的な災難も、全て「神の罰」ということになる。だったら世界は神の罰だらけではないか。世界のあちこちでムチを振るい続ける無慈悲な「神」が、クリスチャンが信じる神なのだろうか。
あるいは「これは神の罰」「これは偶発的なこと」などという明確な判断基準でもあるのだろうか。あったとしても、それはただの主観でしかないのではないだろうか。
こういうふうに「神の罰だ」を持ち出す輩の背景には、その団体なり個人なりへの敵意があるのではないかと思う。憎らしい、許し難い相手に起こった悲劇を見て、「ほら、やっぱり罰が下った」というような心理だ。そのくせ自分たちに同様の悲劇が下ると、「神よ、何故ですか。私たちが何をしたというのですか」と、まるで神が不当なことでもしたかのように不満を並べる。
それは自己中心というものだ。あるいは神の名を都合よく利用しているだけだ。
東日本大震災の後、多くの国から、日本に支援の手が差し伸べられた。実際に来日してボランティア活動をしてくれた人も大勢いた。前述の「原発は神の罰だ」発言をした牧師の国からも、多くの若者が来てくれた。彼らはみな純粋に、多くの犠牲を払って、すすんで日本の為に働いてくれた。
だからどの国が問題たとか、どの団体が問題たとか、そういうことではない、ということは付け加えておく。
こういうふうに「神の罰だ」を持ち出す輩の背景には、その団体なり個人なりへの敵意があるのではないかと思う。憎らしい、許し難い相手に起こった悲劇を見て、「ほら、やっぱり罰が下った」というような心理だ。そのくせ自分たちに同様の悲劇が下ると、「神よ、何故ですか。私たちが何をしたというのですか」と、まるで神が不当なことでもしたかのように不満を並べる。
それは自己中心というものだ。あるいは神の名を都合よく利用しているだけだ。
東日本大震災の後、多くの国から、日本に支援の手が差し伸べられた。実際に来日してボランティア活動をしてくれた人も大勢いた。前述の「原発は神の罰だ」発言をした牧師の国からも、多くの若者が来てくれた。彼らはみな純粋に、多くの犠牲を払って、すすんで日本の為に働いてくれた。
だからどの国が問題たとか、どの団体が問題たとか、そういうことではない、ということは付け加えておく。
ヘンリーグルーバーも確か東北津波の時の事をこのままだとこの子供たちが仏教徒になってしまうから。。とかちんちくりんな事いってたな。。。ほんと未信者には口が裂けてもいえないよ。教会がそんなこと言ってるなんて。。。
返信削除