■諸々について
・公的書類
通学証明書や成績証明書、単位証明書などの各種書類を完備し、生徒に不利益がないように配慮しなければならない。卒業生の急な要請にも、可能な限り迅速に対応すべきだ。
それに付随して、各種学校との連絡連携も重要となる。スクールが外部に対して最低限の常識ある対応をしないと、生徒や父兄が迷惑することになる。
また、チャーチスクールは無認可のため、JRなど公共交通機関の通学定期は、通常なら取得できない。が、取得に向けて定期的、継続的な努力を続けるべきだと思う。
・衛生面
生徒が毎日過ごすスクール施設は、清潔でなければならない。埃っぽかったり雑然としたいたりするのは心身ともに害である。生徒にとって安全であることが、第一でなければならない。
また、インフルエンザの予防接種や健康診断を、定期的に行うべきだ。保護者に医師や医療機関の人がいれば都合が良いが、いないなら近所の病院などに協力を要請すべきだろう。
・その他
生徒の連絡網は絶対必要になる。大雪や台風で交通機関が不通となる場合など、各家庭に連絡しなければならない時があるからだ。ちなみに連絡網は新学期早々に配布されなければあまり意味がない。
学校保険は有用である。生徒がスクール施設や器物を壊すことはよくある。良心的なスクールなら修理費を家庭に請求することもないだろうが、あまりに続くとそれも考えものだろう。学校保険は(種類にもよるが)器物の修理だけでなく、生徒の授業中のケガにも使える。
以上の点は、公立学校であれば当然のように成されていることである。それをあえて書かなければならないのは、チャーチスクールがそういった事柄も手作り感覚で整えていかなければならない状況にあるからだ。
何もかもいっぺんに整えるのは無理だが、整えようと努力するか否かで、数年後の姿はずいぶん変わる。
■終わりに
チャーチスクールに入れる前に考えるべきことを書いてきた。まだまだ不足があるだろうが、何かの参考になれば良いと思う。
入学前に確認できないこともあるだろうが、できるだけ時間をかけて、吟味すべきだ。何故ならそこはお子さんが何年も通うかもしれないスクールだし、そのスクールに通ったという事実は、お子さんの生涯にずっとついて回るからだ。
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