iPad Retina displayを使い始めて1週間が過ぎた。ここまででわかったことをまとめる。
■10時間以上使える
使い方によるかもしれないが、私の用途は今のところ、ブラウジングとメール、Twitter、オフィス系アプリ、それとゲームである。作業としては文章入力が大半を占める。Bluetooth接続のキーボードを使っている。
1日数時間の使用で、3〜4日は持つ。設定で「使用時間」を見ると、だいたい13時間くらいだろうか。買ってから1週間たつが、まだ1回しか充電していない。
iPhoneの毎日充電に慣れているせいか、充電しないで就寝するのに違和感を覚えたものだ。
バッテリーをまったく気にしないで使えるのは、やはり良い。
■大画面の恩恵は大きい
iPhoneを大きくしただけ、という表現は誤りであると思う。iPhoneとiPadはiPhoneに比べて作業領域が数倍に広がる。この違いは大きい。あらゆる作業において、全体像を把握しながら見やすく作業できる。小さな文字まで高精細である。キーボードも練習したらタッチタイピングできそうな気がする。
あらゆるアプリにおいて、快適である。
iPhoneはあくまで、モバイルデバイス。モバイルとしての役割がある。
それと同じように、iPadはタブレットデバイス。モバイルとして携帯することはiPadの前提ではない。
■スペックについて
CPUが第3世代の2倍にパワーアップしているそうだが、私にとって初めてのiPadなので、残念ながら違いがわからない。
ただ、もたついたり、起動待ちが長すぎると感じたりすることはない。快適に使えている。
■どのように携帯するか悩む
私は重さは気にならないが、傷は気になる。どうやって保護し、かつ持ち運びやすくするかは検討が必要だ。
普通に考えて、iPadだけ持ち歩くシーンはない。財布やら何やら、携帯しなければならないものは他にもある。安易にiPadケースだけ買ってしまうと、普段のカバンに加えてiPadを別に持たなければならなくなる。カバンが大きければ良いのだろうが、iPadが入らないサイズのカバンだって使いたい。
この点はまだ、模索中である。
■iPadの使い方について
買っても結局あまり使わなくなる、という人が多いようだ。ブラウジングだけだったり、メールだけだったりで、本質的にiPadである必要のないケースも多いのではないか。
が、本質的に必要かどうかを論じるのはナンセンスだろう。iPadは魅力的だし、先進的だ。タブレット市場そのものが黎明期にある今、「こうやって使う」という定義はまだない。ノートパソコンの登場時にように、あるいはパソコンそのものの登場時のように、タブレットもこれから定義されていくべきデバイスだと思う。パソコンだってソフトがなければ何もできない。同じようにタブレットもアプリ(言い換えればソフト)がなければ何もできない。これからのアプリ開発に期待する。
その意味でも、「あれができない」「これができない」とパソコンと比較するのでなく、「こんなことができる」「こう使うと便利だ」という視点がタブレットには必要であろう。
かくいう私も、iPadでどんなことができるか、日々勉強である。
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