ヘンな社会人:金魚の糞

2013年4月11日木曜日

雑記

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 職場に「金魚の糞」タイプの人間がいる。
 いつも、特定の職員に執拗について回っている。
 その金魚の糞をNと呼ぼう。

 Nの行動があまりに露骨なので、他人事ながら、しばらく観察してみた。
 見れば見るほど異様である。現代社会の歪みを見ているようだ。
 その行動を列挙してみよう。
 ちなみに、Nがついて回る対象職員をFと呼ぶ。

・一緒に休む
 Fの休みに、自分の休みを合わせている。一ヶ月の勤務表を見ると、二人の休みがキレイに一致しているのがわかる(どうやってFの休み希望を調べているのかわからない。知らないほうがいいかもしれない)。
 また休日だけでなく、勤務中の食事時間、休憩時間までFに合わせようと画策する。例えば昼の休憩時間の間近、Fがまだ忙しくて休憩に入れない時、Nはどうでもいい仕事をさも緊急そうな顔で始め、Fが休憩に入るのを待っている。またリーダーが決めた休憩の順番さえも、いろいろ理由をつけて変えさせる。Fと休憩するためだ。

・一緒に残業、一緒に退社
 Nは自分の仕事が終わっていても、Fがいる限り、職場に残る。特に何もしていないが。
逆にFが定時で帰るときは、さっさと帰る。たとえ誰が残っていても。

・いつも隣で待機
 Nは空き時間ができると、Fのとなりに着席。Fの仕事を黙って見ている。そのままの姿勢で、軽く10分は動かない。

・いつもサービス
 Fが具合が悪い時は、Nが付きっきりになる。
 Fが欲しいと言うものは何でも、Nが買ってくる。例えばジュースとか、おにぎりとか、胃薬とか。今、仕事中だよねえ?
 また、Fの仕事に手が必要なとき、必ずNがサポートに入る。他の職員が手を必要としているとき、Nは決して手を出さない。

 もちろんだが、NはFのそばをついて回るようにと指示されているわけではない。
 全然そんな必要はない。
 ちなみにNとFは異性どうしである。これは単純に、NがFを好きだからと理解すればいいのだろうか。が、ここまで露骨な行動をしていいものかと心配になってしまう。

 それに、仕事の仕方があまりに幼稚ではないか。20代の若者ではないのだ。やりたいことだけします、で通っていいものだろうか。
 まあ、現に通っているから仕方ないのかもしれないが。

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