tag:blogger.com,1999:blog-295707364324746106.post7252016917915262731..comments2024-01-31T22:29:56.710+09:00Comments on ふみなるのブログ: 「イエス様のマジな弟子」って何なのだろう・その2fuminaru kawashimahttp://www.blogger.com/profile/06644023616804614026noreply@blogger.comBlogger1125tag:blogger.com,1999:blog-295707364324746106.post-79078509314215362992014-12-27T10:11:48.155+09:002014-12-27T10:11:48.155+09:00奈良時代の日本では、東大寺の戒檀院で受戒をした者だけが僧侶として認められていました。つまりお坊さんは...奈良時代の日本では、東大寺の戒檀院で受戒をした者だけが僧侶として認められていました。つまりお坊さんはなんらかの公的な権威がバックにあって認定されるものでした。これを経ずして自分で勝手に頭を丸めて修行生活を送る者は、「私度僧」と呼ばれていました。<br />神父が東大寺で受戒した僧侶とすれば、牧師は私度僧に相当するのです。プロテスタントにはカトリックのような本山がなく、もちろん正教会のように国ごとに主教府があるわけでもありませんので、公的に僧侶を認証する機関自体が存在しないということなのです。(つまりその認証は公的機関によるのではなく、あくまで自己申告ということなので、放任主義であるがゆえに、プロテスタントではしばしばカルト化するケースが出てくるわけなのです。)<br />したがって牧師というのは私度僧ですので、外部に向かって「神父」と名乗れば詐称になりますが、「牧師」と名乗っても身分詐称にはなりません。<br />しいて「こんなものを牧師というのは身分詐称だ」というケースをあげるとするのなら、自分を絶対的な指導者であるとしたり、自分の子供を次にすえたりする、新興宗教系のプロテスタントの宗教団体のトップを務める聖職者です(主任牧師とか主管牧師とか名乗っていることがよくありますが)。<br />自分の子供に宗教法人をそのまま受け継がせるのであれば、「牧師」と名乗っては完全に詐称になるのでしてはいけません。これはあくまで自分がオーナーになって、新興宗教団体を自分が経営する会社にしているわけですので、「教祖」と名乗らなくては身分詐称になってしまいます。<br />また宗教団体の運営(金銭の出し入れまで含めて)の一切は信徒会が仕切っているのではなく、聖職者一族が意思決定機関であり金銭の出し入れまで行っているというのであれば、それも「教祖」ですので「牧師」と名乗ることはできません。<br />新興宗教系のプロテスタントには「牧師」は決して多くはありません。大半は「教祖」ではないでしょうか。Anonymousnoreply@blogger.com