カルトっぽい牧師の妄言や奇行について

2015年11月30日月曜日

カルト問題

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 私が知っているカルトっぽい牧師Aは、たぶん典型的な「カルトっぽい牧師」なんだと思う。

 今までここでイロイロなカルトっぽい牧師(クリスチャン)の妄言や奇行を取り上げてきたけれど、そこにはある特徴的な傾向があって、それらがだいたいAの特徴に当てはまるからだ。

 だからAについて語ることは、「カルトっぽい牧師ってこんな感じだよ」ということを端的に表現することになると思う。もちろん人間皆違うので、それで完璧に表現できたとはならない。けれどそれでも何らかの示唆を提供することにはなると思う。自分の通っている教会や知り合いの教会の牧師って大丈夫なの? という懸念がある方は是非ともチェックしてみたらどうかと思う。
 今回はとりあえず5つの特徴を挙げてみた。

■カルトっぽい牧師の妄言や奇行について

・大変なんですアピール
「徹夜で祈りました」
「1週間の断食をしています」
「日本の民が救われる為ならこの身がどうなろうとも・・・」
「日本の宣教を阻む霊的壁は厚い」
「私が立ち上がらなければ日本は救われない」

 牧師業がとっても大変で、すごく忙しくて、大企業の社長も真っ青になるくらいスケジュールが詰まっていて、とにかくシンドイ毎日を送っていますというアピールを説教とか祈り会とかミーティングとかでちょいちょい出してくる。それでいて「大丈夫です」「これこそ主にある特権です」とか言う。基本「ご苦労自慢」なので、「大変だったら辞めればいいんじゃないですか」みたいな忠告は無用。「ご苦労様です。先生が守られるよう祈ります」とか言われると嬉しい。「あの教会の牧師先生も忙しそうですね」とか言うと密に嫉妬する。
 とにかく面倒くさい、子供っぽいアピール。

・いつまでですか?
「皆さん、いつまで眠っているのですか?」
「いつまでそんな霊的鈍感なんですか?」
「いつまでそんな生ぬるいことを続けるのですか?」

 と、自分は目覚めているし気付いているけど、信徒のみんなは誰も起きてないよ、気付いてないよ、というアピール。ちょっと責めているように感じるけど、気にすることはない。単に「自分だけは気付いている」と自慢したいだけ。「すみません、不信仰でした」みたいなことを言えばスル―できる。
 ただ、これを言われて不快でない信徒っているのかな。

・神様を最優先にしなさい
「この(教会の)イベントを最優先にしなさい」
「万障繰り合わせてこのミーティングには参加しなさい」
「この奉仕を最優先にしなさい」

 等、いろいろと優先事項が牧師によって決められる。つまり行動が決められる。理由は「神を優先するため」。でも実際には、牧師が自分の都合を優先させているだけ。自分の都合にすべての信徒を合わさせようとしているだけ。
 たとえばあるミーティングをドタキャンすると牧師から電話がかかってきて、「どこにいる? すぐに来なさい」となる。それに応じないと後から吊し上げに遭う。でも悪いのは「不信仰な自分」となってしまう。
「神のため」となったら誰でも優先しなければと思うだろうけれど、大丈夫。これは単に「牧師のため」でしかないし、従わなくても「神への不従順」にはならない。単に牧師の機嫌を取らないというだけ。

・メールや電話は
「私(牧師)は時間がない。だから私からの電話には必ず出なさい。 そのとき出られないなら必ず折り返しなさい」
「私(牧師)からのメールは必ず返信しなさい。見たかどうかわからないから。ccのメールでも必ず全員返信しなさい」

 ある時牧師がある信徒に電話した。なかなか出なかった。何度かかけ続け、やっと出た。牧師は開口一番、「なぜ出ないんだ! こっちは急いでいるんだ!」と罵声を浴びせた。いやあの、みんな都合があるんですけど?

・自分は何をしても許される
「今日は予定を変更して、○○でなく朝から××をする」
 牧師が突然そう言い出した。信徒はみんな ○○の準備をしていた。けれど急遽××をすることになって、朝からてんてこ舞い。それでもみんな従順に準備して、××が始まった。始まって30分もすると、後ろの方からイビキが聞こえてきた。
 一番後ろで見ていたはずの牧師が、横になって寝始めたのである。あの、まだ朝の9時なんですけど?
 
 以上のような特徴が見られる牧師だったら、悪いことは言わない。今すぐ離れたほうがいい。大丈夫、離れても罪にはならないし地獄にも堕ちない。むしろその牧師に従ってイロイロ奉仕している方が問題ありかもしれない。
 というわけでまた書きたいと思う。

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