ブログほぼ毎日更新を2年やってわかったこと

2015年3月17日火曜日

ブログ 私事

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 私事ですが、2013年3月から、当ブログの「ほぼ毎日更新」を続けてきました。今月で丸2年になります。

 振り返ってみるとイロイロありました。良いも悪いも含めて。何度も挫折しかかりましたが、不思議とここまで続いてきました(←不思議なのかよ)。

 2年も続いたのか、まだ2年なのか、よくわかりません。けれどたかが2年、されど2年。今回は、ブログを続けてみてわかったことを、ちょっと書いてみたいと思います。
 もちろんこれは私見であって、全ブロガーに共通することでもないと思います。

■とにかく続けることが大事

 更新が止まったブログは寂しいですね。いろいろ事情があるのでしょうが。
 特に告知なく更新が止まっているブログを見ると、ああ、飽きちゃったのかな、とか思います(必ずしもそうではないでしょうが)。
 そうすると、良い記事が書いてあっても求心力みたいなものが確実に低下してしまうような気がします。
 そういう意味で、やはりブログは続いていることが大事なのだと思います。べつに毎日更新である必要はありませんし、週1とか月1とかいうブログもあるでしょう。頻度の話はともかくとして、コンスタントに書き続ける姿勢はブログの命と言えます。

 それでこの2年間、私が「とにかく書き続ける」ためにしてきた「考え方」は、次のようなものです。

・質よりも量よりも、書いてあること

 記事は質が大事でしょうし、そのためにはある程度の量が必要になるかと思います。その意味で質量ともに大事と言えます。が、そういう記事を書くのは時間がかかりますし、時間がかかったから必ず書けるものでもありません。くわえてブログに割ける時間はかなり有限です。短時間で良い記事を書くのは簡単なことではありません。

 では書かないか? という話になるなら、はじめからブログはできません。そうでなく、どんなものでもいいからとにかく書いとけ、みたいな気持ちも必要だと思います。
 与えられた時間の中で書く、できるだけ最善を尽くす、それしかないかと。
 もちろん毎回どんな記事でもいい、何でもいい、という話ではありませんが。

・とにかく書き続ければ良いものが書けるかも

 ブログを書く機会は沢山あります。私の場合ほぼ毎日です。その機会を毎回毎回生かそうとすることが、上述の「とにかく書いとけ」の実践だろうと思います。
 たとえるなら毎日バッティングセンターに通い、なんでもいいからバットを振るような感じです。いつも空振りばかりでも、時にはゴロとか、ファウルとか、ヒットとかあります。もしかしたらホームランが出るかもしれません。
 そしてその打率は、(これは私が期待するところですが)書き続けることで上がっていくのではないかと思います。逆に言うと、書かずに打率が上がることはないのだと思います。

 そうやって書き続けるうちに、良いものを書けるように・・・なったらいいですね。

・同じことを何度書いてもいい

 同じような内容を書くとしつこい、くどい、と思うかもしれませんが、全文コピペでもしない限り、何度似たようなテーマで書いても大丈夫だと思います。

「これは大事だ」「これは伝える必要がある」と思うものを私はいつも書いています。けれど毎回、十分にできていません。言いたいことを十分に表現できなかったり、回りくどくなってしまったり、論旨が微妙にズレてしまったり、という不甲斐なさをだいたいいつも感じています。
 けれど書くことで、自分の考えがまとまるのも事実です。すると、「次はこう書こう」「こう書けばいいんだ」「あ、こういう視点もあった」と明確になります。

 それで再度書いてみると、先のものより良い記事になります(と思う)。だから同じ内容であっても、書くたびに洗練されていく訳で、それは読者に貢献することになるでしょう。またより多くの人に読んでいただく機会を得ることにもなります。

 だから同じようなことを書き続けていいのだと思います。

・最後は開き直る

 長く書いていると、いろいろな時があります。何時間もかけて書いたのに(自分で)ボツとか、15分でだいたい書き上がったとか、いくら頭をひねっても何も出てこないとか、シリーズ化できるくらいアイディアが湧きあがってくるとか、そういう調子の良い悪いが繰り返されます。

 そして時々、どうにも何も書けない時があります。時間ばかりが過ぎていくのです。そういう時は「ほぼ毎日更新」が呪わしくなります。そういうケースに対する、紆余曲折を経た現在の私の第一選択は、「書かない」です。

 もうやめた! 今日は書かない! という訳でキーボードをゴミ箱に放り込み、モニターなんか窓の外にブン投げて、川原に走りに行ったり、友達にメールしたり、食べに行ったり、映画を観たり、テレビを見て笑ったり、とにかくブログのことなんてキレイに忘れてしまうのです。(すみません、キーボードとモニターのくだりはウソです)

 あるいは反対に、「書きたいように書く」。
 結論のない話、どうでもいい話、誰も興味をもたないようなくだらない話、とにかく何でもいいから書いてしまって、アップして、見直しもしないで、そうしたら立ち上がってキーボードをゴミ箱に放り込み、モニターなんか窓の外にブン投げて・・・以下同文。

 要するに、自分のブログなんだから何書いたって自由でしょ? 何か問題でも? みたいな態度でいることもまた大事、という話。

 もう一方で自分の願望とかやり方とかを一旦脇に置いて、あるニーズに従って記事を書き、読者にコミットする、というのも同様に大事だと思いますが。

 以上、「とにかく続けることが大事」という点からブログについて書いてみました。
 今度また別の点からブログについて書きたいと思います。

追記)
 という訳で更新されない日があったら、「ああ書きあぐねてパソコンぶっ壊したんだな」と思って下さい。(笑)

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